2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

7月門間由佳ミニ個展お知らせ

お元気ですか?暑さに疲れていませんか?我が家では新しく<緑のカーテン>として3本のゴーヤをベランダで育て始めました。水やりの大変さ(苦笑)とぐんぐん伸びるおもしろさを体験中です。誠実で鋭敏なあなたは、3.11後さまざまに新たな活動を育んでいる…

+[ロマン派]ロマン主義と日本の美意識

イギリス・ロマン派の詩人キーツは、「美しいものは永遠の喜び」と歌った。「美しいもの」に接して喜びをかんじるというのは誰にとっても身に覚えのあることであり、ごく自然の感情であろう。だが何が「美しい」かということは、必ずしも万人にとって同じで…

日本人の美意識

「きわめて鋭敏な美的感覚の持ち主であった清少納言は、『枕草子』のなかで、「なにもなにもちひさきものはみなうつくし」と断定して、その例といて、ようやく這い出したばかりの赤ん坊や雀の子、あるいはお雛様の道具などを挙げている。また、理想的な美し…

新古典主義

新古典主義の理想家であったかとるメール・ド・カンシーは「芸術と科学と同じように扱う」ことを説いた。美を合理的原理から考えようとしたのである。この伝統はルネッサンス以来西欧において支配的だったものであり、さらにさかのぼれば、ルネサンスが手本…