2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

美とほんとうの自分

「美というのは、いろいろの世界で、本当の自分、あるべき自分、深い深い世界に隠れている自分に、めぐり逢うことだということを考えてきた。」 引用:美学入門 中井正一著 中公文庫

内的真実から美へ

「ともかく私たちはこの世に生を受け、終わりのあるそれをれの人生の只中を、今、命ある限り、自分らしく生き抜こうとして、様々な形で、自然と触れ合い、他者と交わり、仕事に精を出し、多様な営みを繰り広げて、生きている。(中略)過ぎ行く時の中で、僅…

コンセプト覚書

下記のうれしいメールをいただいて、自分のコンセプトのキーワードとして「こころの砦」「こころの防波堤」という言葉が就寝中にふいに浮かんできて、メモに書きだした。「今日、門間さんの絵に囲まれている夢を見ました。 部屋の壁が全部、門間さんの絵なん…

仙台から北15キロの被災地から

「自分でなんとかするしかない」誰もが陥るかもしれない。「この辺の被害はかなり軽かったので 救援物資も炊き出しもなく とにかく自分で何とかするしかありません」仙台市の北。仙台駅より直線で15キロほど北に行ったところに住む友人のブログから抜粋し…

わが身で行動することに

「馬鹿にも天才となり得るものがあり、天才にも馬鹿となるべき素質がある。ただその力の表現がかのうであるかいなかによるのである。だから表現というものをしなけらばならぬ。知るというだけに止めてはならぬ。」引用:鈴木大拙著「禅とは何か」

わが身にできることに

小さな己のいのち。かぎられた小さな力。今の瞬間に生きているものとして、自分自身にできることに、もっとも心を込めてできることにたんたんとむかうことに。 もうすぐ我が家の計画停電の時間がきます。計画停電も、小さな協力の一つだなと思います。自分で…

本日13日ミニ個展を4月10日に延期します

たいへんたいへん残念なのですが、明日3月13日ミニ個展を諸事情をかんがみて4月10日に延期します。明日はブログ上にて皆様とお会いしたいと思います。

題名:希望を 内に秘め掲げ こころ高きに サイズ:33×33センチ 画材:アクリルガッシュ、膠、顔料、和紙、その他 4月10日ミニ個展展示予定本日、ミニ個展でお披露目であったはずの新作のなかから、心を込めてこの一枚を選ばせていただきました。 この…

 芸術家についてカンディンスキーより

「芸術家は語るべき何かをもたなければならぬ。形態を支配することが、彼の課題ではなく、この形態を内容に適合させることが、その課題なのだから。」 「内面的精神的必然性から生ずるものが、美である。内面的に美しいものが、美なのだ。」 抽象芸術論「芸…

抽象の誕生 カンディンスキー

「東洋的ともいうべき、ロシア人固有の神秘的な精神は、過去において、美術を目に見えるものの再現とは決して考えなかった。つまり、その芸術的表現は、抽象化された二次元的空間、すなわち平面上に、抽象的な形をとるか(イコーンか民芸品の装飾模様など)…