日本人の美意識:「きわめて鋭敏な美的感覚の持ち主であった清少納言は、

枕草子』のなかで、「なにもなにもちひさきものはみなうつくし」と断定して、

その例といて、ようやく這い出したばかりの赤ん坊や雀の子、あるいはお雛様の道具などを挙げている。

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引用:日本の美を語る  高階秀爾編著